Project / SIDE B 013
- nonaky2000
- 2017年10月28日
- 読了時間: 2分
Photo by Ukyo Koreeda (His FB page)
Cogito ergo sum
世界はとても複雑に見える。
けど意外と単純な気もしなくはない。
わたしはよくわかりやすい”存在”だと言われる。
けど意外といろいろ考えていたりする。
何かがわかったような気がして、ふと目を閉じる。
涙がこぼれだしそうで、笑いだしそうで。
しばらくその心地よさを味わってから、
わたしと同時に生まれた7人の姉妹たちに天啓を伝える。
わたしたちは生きているのだと。
[Project SIDE B(B面)とは]
写真家は被写体から何かを感じ取り、その対象をそれぞれの視点で切り取ります。
そこには家族や友達への愛が込められているのかもしれないし、哲学的な意味が
あるのかもしれません。あるいは、単なる感覚的な気まぐれや偶然かもしれない。
それらはすべて、写真家が写真に託した本来の意図として、尊重されるべきもの。
レコードでいうA面です。
一方、このプロジェクト B面では、写真がどのような意図でどう撮られたかを
ほとんど無視します。写真を「見る」側の視点で自由に解釈し、妄想し、
勝手なストーリーを付け加えています。一度世に出た写真は、写真家の本来の
意図から離れ、見る人の感覚や感情に委ねられるもの。楽しげな写真を悲しく
見る人もいるし、その逆もあり得ます。プロジェクト B面は、そうした写真の
特性を逆手にとって、見る側が勝手に物語を紡ぎ始めたら一体どうなるのか、
という実験であり遊びなのです。






















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